2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

常に大衆に寄りそい、自在の衆生済度をあらわす仏の「慈悲」のはたらき

仏の「慈悲」のはたらきとは 先日、法話に伺った時に、「観音菩薩」という名前の由来について尋ねられ、話をする機会がありました。 ちなみに、仏前に供えられる花は仏の「慈悲」を顕し、灯り(灯明)は「智恵」を顕す、といわれる。 「観音」・「勢至」とい…

すべての人を助けずにおれないと、奮い立たれた「仏願」とは

仏教を聞くとは、何をどこまで聞くのか? 先日、自宅で2回目の法話。 「寺」とは、本来、仏教を聞き「本当の幸せ」になる場所だと、以前に書いた。だから、いろんな人が集まり、あたたかくアットホームな中にも、しっかりと法を聞ける場にしたいと願ってい…

「無常」を見つめることは、決して暗く沈むためではない。それが、本当の幸福への第一歩。

法話に来られた方が、深い悲しみを問わず語りに話された。 先日伺った寺は、初めて法話に立たせていただいたところで、到着してから法話の始まる時間まで、駐車場の雪かきをしてから、住職と近隣の方にご挨拶に伺いました。 演題は、白骨の章。内容について…

もてなしのためには、山野も駆ける「馳走」の精神

新年会で富山湾の旬の寒ブリを丸ごと、さばく 先日自宅で法話を行い、新年会を開催した時のこと。 ちなみに自宅での法話開催に関する記事はこちら: http://ikiteyukutoki.hatenablog.com/?page=1517112260 ホストが寒ブリを富山湾で釣ってきて・・・って、…

仏教の出発点といわれる、「後生の一大事」とは?

屈指の名文と称される「白骨の章」 昨日、法話をさせていただいたところへ、国語の先生がいらっしゃっていた。そこで、古文の読み方について教えていただいた。 昨日話をしていたのは、蓮如上人の「白骨の章」。室町時代に書かれた屈指の名文と言われる。 そ…

人はみな、その人の「業界」に生きている。

もしかして、クレーマー? 北陸に住み始めて4年目、先日、近所の方からお小言をいただいた。 駐車場が隣接しているのだが、先方の駐車場の上にこちらの雪を落としている、と。車がこちらの土地の際まで停めてあるので、雪おろしをした際に隣に落ちてしまっ…

「人間に生まれて本当によかった」と喜べる時が、あなたにも必ずある。

あの時死ななくて、本当によかった! おとといの夜は家での勉強会。 アットホームな雰囲気で寒い冬の一時、来られた方々と熱く語り合いました。 ちなみに、しばらく前の自宅での法話に関する記事はこちら: 長年の夢が叶い、自宅を法話会場に。 http://ikite…

自分の未来は自分が創り出す。「自業自得」の教え

恥ずかしい話とその改善策を暴露 北陸に住み始めてから、3年以上が経ちます。東京や名古屋に住んでいた時は、移動手段は電車が主だったから、常に歩いていたんが、北陸は車社会だから、かなり、歩かない(汗) 気づいたら、1日部屋の中にいた、ということ…

「名利の大山に迷惑して」との告白は、どんなことか?

驚くべき古代中国の皇帝の暴挙 お世話になっている方から、お子さんの勉強を見てほしい、という依頼を受け、しばらく、一緒に勉強してきました。 科目は、何と「古文」。何を隠そう、これぞぼくが高校時代最も苦手とした科目(汗)さて、どうなることやら・…