だから、怒りを覚えたら一呼吸。巨大なツケを払わせる、怒りの不都合な現実。

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まず、お読みのあなたにお礼を。

この間、今朝ムカついた人必見!と書いて記事をアップしたら、
けっこう多くの方がシェアしてくださってみたいで、
あ、オレと同じような方けっこうあったんやな、と少し嬉しくなりました(笑)

のっけから不謹慎で、すみません・・・汗

で、その怒り」について、もう1つ、知っておくべきだとぼくが思うこと。

それは、怒りは予想外のツケを払わせる、という不都合な現実について。

「怒り」は、あなたに意図せぬ損害をもたらす不都合な事実。

ふつう、僕らは損得感情で生きるから、
日々自分の得になる、行動を選択するはずだ。

ところが、怒る時、ぼくらはひどく盲目になる。
これはとても危険な状態だ。

回りが見えなくなるし、先も見えなくなる。
目の前の相手も家族も友達も。会社の同僚上司、顧客、
明日のゴハンも、家族の10年後も、みんな見えなくなっている。
そんな、極めて重大な判断ミスをしがちな危うい状態に、早く気づかねばならない。

そして、怒りを目の前の相手にぶつけられるということは、
少なくともその時点においては、「許される」という甘えがどこかにあるはず。
むしろ、「おれは正義の味方」だ、くらいのいい気分かもしれない。

現実はどうだろう。

正義の味方なんてウソ八百で、
本当は自分の都合が邪魔されるのがイヤで、怒っているだけ。
だから、そこで失った信頼は、未来をも失わせる。

お釈迦さまの言われるとおり「自業自得」だから、誰のせいでもない。
自分が悪いんだ。
ツケは、自分が払わねばならない。

だから、怒りを覚えたら一呼吸しよう。

怒りを覚えたら、絶対にそれをすぐにぶつけてはならない。

相手の都合は何か?
自分はどうしたい?
そう、問いかけることが自分の身を守る。

怒りは無謀に始まり、後悔に終わる。
その怒りをどうあなたの幸せに転じるか、が勝負なのだから。