行動した分しか、自分が得るものも無い。 当たり前のようで、実は忘れている。

日曜昼のマックは、ドライブスルーにものすごい車の列。

黒いシャツだから、きっとマネージャーだと思うけど、小雨で外は寒いのに、
いきなり飛び出していって、並んでる車を走って回って、
声かけしながらメニューを配る。
さらに、声張り上げて車の誘導までしちゃってる。

確かに、これは新米店員ではできないだろうな・・・とは思いつつ、
でも、こうやるんだぞ、って指示だけ出してもいいはず。

あなたはどう思いますか?
自分がとにかく一番動いているって、すごいなと純粋に思った件でした。

そのあとゴハン食べながら、ふと思いだしたこと・・・

 

お弟子の阿那律へ、お釈迦様のご教導

 

お釈迦さまに、アナリツというお弟子があった。
ある経緯で視力を失ったため、日常生活にいろいろと不具合がある。

道行く人に、針に糸を通してくれないかと、頼んでいたが、
誰も、応ずる者は無い。

そんな中、ただ1人だけ、
「私にさせてもらいたい」という方があった。

アナリツが驚いたのは、それが、師のお釈迦さまの声だったからだという。

どんな小さな親切も、おろそかにしてはならない。
行動した分しか、自分が得るものも無い。

当たり前のようで、ふつうはできないこと。
それを、身をもって示されたのだ。

 

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