みな、自分の考えや感情の色眼鏡でものごとを見ている。

私達は、自分のことは、自分が一番よく知っていると思っています。

 

あるとき、乙姫さんが魚たちに尋ねました。

 

「この玉の色を見分けた人に、ご褒美をあげましょう」

(本当は、人ではなく、魚ですね。)

 

すると、 「黒!」と黒鯛。鯖は「青!」。カレイは「薄茶色!」と、

 

元気よくいろんな答えが返ってきました。 どれが本当の色でしょうか?

 

「実は、玉は無色透明。皆さんの体の色が映っているんですよ」

 

私達は、みな、自分の考えや感情の色眼鏡をすべて抜き取り、

何も見ることはできません。

 

アドバイスを、 真摯に受け止める姿勢を持ちたいものです。



f:id:ikiteyukutoki:20140927145029j:plain