先日、知り合いの紹介で、小高いところにある、
ある弁護士の方のお宅にお邪魔して、
町が一望できる、とても気持ちのよい景色を眺めながら、
お話を伺っていました。
弁護士でも最近は、年収１００万以下という人があるそうで、
厳しさを知らされます。
同様に厳しいのが歯科医で、
家庭教師の登録をしてくるのは、学生というより、
最近は弁護士と歯科医が多いといいますので、驚きです。
今、仕事についておられる弁護士や、歯科医の皆さんは、
不断の努力をされての上と知らされ、頭が下がります。
change or dieという有名な言葉もあります。
今年と同じことをやっていては、来年は生きてゆけないのです。
伝統とは変化である、と、
一流の有名な和菓子の老舗といえども、毎年味を変えているそうです。
七夕になると、願いを託して短冊を書きますが、
では、誰に、願いを託すのでしょうか。
星に願いを、という言葉もありますが、
冊に願いを書いて笹につけると、
願いがかなうように思うのは、迷信であると教えられたのが、
お釈迦様でした。
菅原道真は、学問の神様と言われ、
受験シーズンになると、沢山の受験生が参拝に行きます。
しかし、宮の中に何があるのか、確認して手を合わせているのでしょうか。
果報は寝て待て、という人もありますが、
本当に寝ていては、やってくる道理がありません。
果報は練って待て、だと言われます。
一生懸命、工夫、努力の結果、果報が得られるのだと。
徹底した、努力、苦労があれば、黙っていても、
果報はやってくるから、寝て待て、と言えるのです。
幸福や不幸、禍福は何によって決まるのか。
一切の運命は、私の行為が生み出したものであり、
それに、万に１つ、億に１つ例外はないと教えられたのが、
お釈迦様でありました。
