なぜ仏教の講師になったのか？ 「平生業成」の仏教を知りたいあなたへ。

こんにちは。

浄土真宗講師（布教使）の佐々木敦といいます。

 

現在、台湾に来て２年。

台北、桃園、台中、高雄など、

台湾の各地で講座を開催しています。

 

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講演会の様子。

浄土真宗って何？

台湾にも仏教の宗派がたくさんありますが
浄土真宗というのはほとんど聞いたことが無いという人が多いです 。

だから、え、浄土宗ですか？　日蓮教ですか？
という人が多いのですが
そうではありません 。

浄土真宗とは、今から800年前
日本の親鸞聖人という方が開かれた教えです 。

実は、今日、浄土真宗は、
日本では最大の宗派になっていますから
知らない人はほとんどありませんし、
浄土真宗を開かれた親鸞聖人も大変に有名な方です。

ですが、台湾ではまだまだ知らない人が多いですから
今日は浄土真宗とはどんな教えなのか紹介したいと思います 。

 

 

大学での講座の写真。

浄土真宗の教えを一言で表すと「平生業成」（へいぜいごうじょう）

その浄土真宗の教えを一言で表した言葉が
この「平生業成」（へいぜいごうじょう）です。

このことが分かったならば、
浄土真宗とは何なのか全部分かるということです。

そして、実はこれは私の先生のお話を
今から２０年前に私が聞いた時、
初めて聞かせていただいた内容で
今でもとても心に残っている言葉なのです。

だからこの言葉の意味を知れば
あなたもどうして、私が仏教を聞きたいと思ったのか 、
分かってもらえると思います。

 

 

生きている人が生きている時に聞く生きた教えこそ、仏教。

まず、平生（へいぜい）というのは
生きている時。
現在ということです。

私はずっと仏教といえば
人が死んだ時に必要なものだと思っていました。

仏教と言えば
葬式
墓
法事
亡くなった人に対して御経を称えたり念仏を称えたり
そういうものが仏教だと思っていました。

だから自分とは全く関係が無い、
何だか現実の生活には全く役に立たないし、
カビの生えた古い昔のもの。

 

そういうイメージで
ちょっと仏教と聞いたら見下していました。

それがある友達の紹介で
はじめてこのお話を聞かせていただいた時にびっくりしました。

え？
仏教とは生きている時に聞かねばならない教えなの？

本来の仏教とは、
生きている人が
生きている時に聞かねばならない
活きた教えなのだよということです。

 

 

佛の智慧をもって説かれた、生きたお釈迦様の教えを聞けば、あなたの悩みは必ず解決できる。

しかし考えてみればこれは当然です。
死んだ人にお釈迦様が説かれた教えは何も無いからです

お釈迦様は、今から２６００年前、
インドでお生まれになられて
３５歳で仏の悟りを開かれました。

そして、８０歳でおなくなりになられるまで
説かれたのが仏教です。

その日々は、
毎日、いろいろな人々に教えを説かれる毎日でした。

お釈迦様は、自分と縁のある人々のいろいろな悩みに
答えてゆかれたのです。

それで、
それらの４５年間の教えをまとめたのが一切経ですから
お釈迦様の教えの中に、
死んだ人にお釈迦様が説かれた教えは何も無いのです。

仏教というのは
生きている人が
生きている時に聞く
活きた教え。
それが仏教だということです。

お釈迦様の説かれた教えのすべては
７０００冊のお経の中におさまっています。

お釈迦様は本当にいろいろな方に教えを説いておられます。
自分の子供が死んでしまって悲しみにくれているお母さん。
愛する彼氏に捨てられてしまい自殺をしようとしていた女性。 
息子が嫁を貰ったはよいが、全く言うことを聞かないので
どうしたらよいか、と悩みを打ち明ける長者。
邪教の教祖に騙されて１００人、人殺しをしようとしていた男。

お釈迦様の教えを知ると
本当にいろいろな人にお釈迦さまが教えを説いていたことを 
知らされます。

そして、人間の根本的な悩みというというのは、
２６００前の印度も現在も
そうそう、変わるものでない、ということもわかります。

ですから、あなたの悩みに対するお釈迦様の答えも
必ずこの中にあるということです。

生きてゆけば必ず
どうしたらよいかわからず迷ったり
たった一人で解決できずに苦しんだり
さみしくなって悩むことがたくさんあるでしょう。

そういう時に一人で考えることも大事なことですが
佛の智慧をもって説かれたお釈迦様の教えを
聞いてみてください。

必ずあなたの悩みは解決できますよ。

そして必ず本当の幸せになれるのです。

 

基隆の島の旅行の写真。

幸せはいとも簡単に崩れ去る、けれども、、、、、

業（ごう）とは本当の幸せ。

絶対に変わらない、
人間に生まれてよかったという、本当の幸せになれますよ、
と言われているのです。 

今日あって明日なくなるような、 
儚い幸せではなくって、
永遠に変わらない、
未來永遠に変わらない、
本当の幸せになれるのです。

私がどうしてそんな仏教を聞いてみようと思ったのか。
それは、私の父の病気がきっかけでした。

脊髄の血管障害という病気で、

右下半身が全くうごかなくなってしまうのです。

４か月のリハビリでいちおう日常生活を

送ることができるようにはなったものの、

杖と装具が手放せず、不自由な生活は今も変わりません。

それまでどんなに元気で
普通に仕事をしていて
普通の家庭生活を送っていて
普通にお酒の飲んで食事もして
旅行へも行って
友達とも会って
そういう普通の生活を送っていた父が
ある日突然に病気によって
その幸せはガラリと崩れてしまう。

それはどこか遠い国の話ではなくって
私の目の前で起きてしまったのです。

 

忘れもしない、
高校２年生の冬のことでした。

どんな幸せもあっという間に崩れ去ってしまう。

 

そう思ったのが私が仏教を
一度聞いてみようかという気持ちになったきっかけでした。

 

 

私たちが人間に生まれてきたのは、平生業成の教えを聞いて
生きている時に本当の幸せになるためなのですよ。

お釈迦様は、
人身受け難し今すでに受く
仏法聞き難し今已に聞く
と言われています。

私たちが人間に生まれてきたのは
平生業成（へいぜいごうじょう）の教えを聞いて
生きている時に本当の幸せになるためですよ。

だから、この絶対の幸福になることが
あなたの人生の大事業なのですよ。
と言われているのです

成（じょう）とは完成する、達成するということです。
生きている時に
絶対の幸福になる、
本当の幸せになれるという、
人生の大事業が完成できるのですよ。
だから、早く完成しなさい、
達成しなさい、
と言われているのです。

これを聞いたらほとんどの人は、

え？そんな幸せなんてあるの？
変わらない本当の幸せなんてあるの？
と思うでしょう。

 

当然です。
みんな誰でも、

続かない儚い幸せしか知らないからです。

しかしお釈迦様は
そんな幸せがあるのですよ
変わらない本当の幸せがあるのですよ
その幸せを伝えるために
この釈迦は地球上に来たのですよ
と言われているのです。

これを私達に知らせるための
４５年間のご苦労であり、
７０００冊のお経だったのです。

この平生業成（へいぜいごうじょう）の教えを
もっともわかりやすく私達に
明らかにしてくだされたのが日本の親鸞聖人ですから
その親鸞聖人の開かれた浄土真宗は
今日日本最大の宗派になっているのです。

 

友達が台北に遊びにきてくれました^^

プライベートレッスンのご案内

では、その変わらない幸せとは何？
仏教を基本的なことからもっと知りたい。
自分の悩みについて、お釈迦様はどういうふうに
教えられているのか知りたい。

そういう方は、１回３０分、週に１回のプライベートレッスンを
行っておりますので、試しに聞いてみてください。

 

１０回で完結しますので１０回目で、

その継続されるるかどうかは、お決めください。

 

 

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なぜこのような形式にしているのかといえば、

大人数のセミナー形式では、個別にお答えしながら、

お釈迦様の教えをお話してゆくということはできません。

 

お釈迦様は、常に問答の形式で教えを説いてゆかれました。

このように、マンツーマンで、少しずつ質問を

お聞きしながら、お釈迦様の教えを聞いていただくのが、

もっともはやく理解していただけると思ったからです。

 

★このレッスンを申し込まれた方には、

以前にブログに掲載した記事の中から、

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（ＰＤＦで提供）

 

★さらに、３回以上レッスンを続けられた方には、

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★なお、これは本来の仏教精神に基づいて、
固定の受講料というものはございません。

もし、お気持ちのあられる方がありましたら、

別途お受けしております。

 

 

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